ローマ教皇庁のマスコット! その名は「ルーチェ」!

とまにちわ!

ローマ教皇庁が公式マスコットキャラクター「ルーチェ」。発表当初は、え、バチカンにマスコット? そんな攻めた企画があったのかと驚きましたが、見た瞬間に「えっ、かわいい」となりました。私の心に光が灯りました(ルーチェだけに)。

「ルーチェ」はイタリア語で「光」という意味。名前からしてもう神々しいです。デザインを担当したのは、tokidokiの創設者であるシモーネ・レーニョさん。なるほど、だからあの日本のアニメ風な雰囲気なんですね。

ルーチェの見た目は、巡礼者の姿をした少女。首に提げたロザリオ(!)、手には杖(巡礼者の杖!)、瞳はキラキラ貝殻(かわいい!)、悪路を歩いて泥で汚れたブーツ(細かい)。サンリオキャラのような愛らしさもあって、まさかバチカンからこんな萌えキャラが生まれるとは思いませんでした。

実は、この「ルーチェ」、2025年の「聖年」を記念して作られたキャラクターなのです。さらに、大阪・関西万博のバチカンパビリオンにも登場予定とのこと。つまり、ルーチェは世界をまたにかけて活躍するスーパー巡礼者! これは今後の展開にも期待大です。

そして、バチカンパビリオンでは、あのカラヴァッジョの「キリストの埋葬」も展示予定とのこと。名画とマスコットキャラの共演、ギャップがすごいですよね。

さて、そんなルーチェのぬいぐるみが公式オンラインショップで販売されていると聞き、気づいたらポチってました(送料がぬいぐるみより高かった!)。意外と早く届いたので、早速開封動画を撮影して、YouTubeにアップしました! ちょっと動かしてみたりもしたので、その愛らしさをぜひ動画でご確認ください。

実際に手に取ると、ふわふわでめちゃくちゃかわいい。巡礼のお供に持ち歩きたくなります(おじさんなので、実際には持ち歩かないけど)。

ルーチェは、単なるマスコットではなく、巡礼の象徴でもあります。巡礼とは、信仰の旅。私たちの心の中にも、それぞれの「光(ルーチェ)」があるはずです。

…と、最後はいい感じ(?)にまとめましたが、正直なところ「かわいいからOK!」という気持ちも大いにあります。バチカンがこんな楽しい試みをする時代になったんだなあと、しみじみ感じています。

TomaP

とまぴー。カトリック聖パウロ修道会の修道士です。ゆるいのが好きです。よろしくお願いします。

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