カトリック秋津教会を訪問したよ!

とまにちわ!

先日、聖パウロ修道会四谷修道院から東京都清瀬市にあるカトリック秋津教会に行ってきました!

「秋津」ってどこ? と思った方、大丈夫です。私も最初は「どこだろう…?」と思いながら向かいました。でも、到着してみたら、とても温かみのある素敵な教会で、すっかり気に入ってしまいました。

この教会は1933年にパリ外国宣教会のヨゼフ・フロジャク神父によって設立された歴史ある教会で、地域社会における福祉活動にも深く関わってきたことで知られています。

今回の移動ルートは、東京メトロ・丸の内線、副都心線、西武池袋線を利用しました。四谷駅から東京メトロ丸の内線で新宿三丁目に向かい、副都心線に乗り換えて西武池袋線に接続。秋津駅で下車して、徒歩約13分で教会に到着することができました(結構遠かった)。

カトリック秋津教会は、静かな住宅街にたたずむ美しい教会です。シンプルながら温かみのある内部。高い天井と大きな窓から差し込む光が、なんとも言えない厳かな雰囲気を演出しています。「あ、これ、神様いるな」と直感的に感じる空間。シンプルなデザインだからこそ、祈りに集中できる、そんな教会です。

訪れたときはちょうど誰もいない時間だったのですが、そのおかげで聖堂の静けさをじっくり味わうことができました。都会の喧騒を忘れて、祈りに集中できるこの空間はまさに癒やし。座っているだけで心が整っていく感じがします。

この教会の特徴的な点は、地域福祉のための活動を積極的に行ってきたこと。教会の周囲には、結核患者の療養施設や老人ホームなどが建設され、フロジャク神父の精神が今も息づいています。

 「悩める人びとのうちに住まわれるキリストに仕えよ」 との使命感に燃えた神父は、1932年、畑と雑木林しかなかった秋津に、66,000平方メートルの土地を求めました。1933年、教会が設立され、翌34年には小教区教会 (名称は清瀬教会) となりました。 1959年には清瀬駅そばに小教区が設立されたので、「秋津教会 」と名称がかわりました。
 昭和初期の貧しい時代から戦後にかけて、この広い土地に結核患者の療養施設、一般病院、養護施設、学校、老人ホームがつくられ、そこで働くベタニア修道女会のシスターは 、病者と弱い人への奉仕、そして教育に長い歳月を捧げてきました。
 初代から第6代まで、53年間の歴代主任司祭は、パリ外国宣教会の司祭でした。
 1979年4月30日に秋津教会の聖堂、司祭館、信徒会館の落成式が行われています。1989年から東京教区司祭になり、野口神父は13代目です。(カトリック東京大司教区HPより)

なお、今回の訪問について、YouTubeにも動画をアップしました! 教会の雰囲気やアクセスの様子を動画で感じていただけると思います。

カトリック秋津教会は、その静けさや祈りの場としての美しさだけでなく、地域との深い繋がりを感じられる場所でした。また、普段の忙しい日常から少し離れて、自分と向き合う時間を持つのにも最適な場所だと思います。

正直、行く前は「ちょっと遠いな…」と思っていました。でも、訪れてみたらすごく良かったので、また行きたいと思っています。もし「秋津ってどこ?」と思っている方がいたら、ぜひ一度足を運んでみてください。静かな空間、心落ち着く時間、そして天からのスポットライトをぜひ体験してください!

TomaP

とまぴー。カトリック聖パウロ修道会の修道士です。ゆるいのが好きです。よろしくお願いします。

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