助祭叙階式

とまにちわ!

このたび聖パウロ修道会のチャン・ゴー・グエン・ヴー神学生が助祭叙階されました。
司式はカトリック東京大司教区のアンドレア・レンボ補佐司教さま。
これは、聖パウロ修道会はもとより、日本の教会にとっても大きなよろこびです。

洗礼を受けたキリスト者は、すべてキリストの司祭職にあずかっていますが、叙階の秘跡により授かる司祭職があります。
その教会の特別な役務に叙せられるのは、司教、司祭、助祭です。

助祭は、司教とその司祭団を助けます。
祭壇に奉仕する者となって福音を告げ知らせ,捧げ物を準備し主の御体と御血を信者に授けます。

助祭の主な任務は、秘跡、特に感謝の祭儀の時に、司教、司祭を補佐し、聖体を配り、結婚式に立ち会って祝福し、福音を宣言し、説教し、葬儀を司式し、その他の種々の奉仕に献身すること。
助祭は使徒達から伝えられた按手によって聖別され、祭壇に一層固く結ばれて、司教あるいは司祭の名によって愛の業に奉仕する者になります。

ちなみに、助祭は、初代教会から決して、助祭→司祭→司教という段階の中にあるのではないこと。
助祭は単に司祭になる前の準備段階ではなく、助祭の時代を助祭として生きることが大切なのです。

若葉修道院で行われた助祭叙階式は、少し離れた場所からライブ配信をしながらも、共に参列することができました。
式の途中で多少のトラブルはありましたが、無事に配信も終えることができました。
そんな助祭叙階式の様子は、YouTubeで配信しているので、ここで語るより、見て感じてもらうのが一番だと思います。

あらためて、ヴー助祭、おめでとうございます!
ベトナムから来て、日本の地でものすごく頑張りましたね。
本当にすごいです!!(私なら挫折してる。)

ともに同じ会員として過ごせるお恵みに感謝しながら、司祭叙階まで陰ながら祈りたいと思います。

TomaP

TomaP修道士

カトリック聖パウロ修道会の修道士です。ゆるいのが好きです。よろしくお願いします。

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