禅問答のよう

とまにちわ!

うっかりにさらに拍車がかかっています。
ブログの更新頻度!
改善の余地ありですが、どうしていいのかもう分かりません。

そういえば、まったく関係ないけど、
「ヒトの男性を決定付けるY染色体はいつか消えてなくなる」という衝撃の事実を知りました。

進化の過程で確実に人間のY染色体は短くなってきていて、実は人間以外ではもう性決定にY染色体を使っていない生物もいるのだそう。
Y染色体がまさか退化していたなんて知らなかったし、無くてもやっていけるものだったとは!

まあ、それは、何万年か、あるいはもっと先の話のようなのですが、ちょっと面白いです。
そういう大きな時の流れの中で、生まれたり消えたりしていくものたち。
小さな悩みとか、どうでもよくなりますね。

さて、毎年8月20日は、聖パウロ修道会(とパウロ家族修道会)の創立記念日。
盛大に祝われるものと思われがちなのですが、直前まで夏の休暇期間もあったりするので、おざなりになりがち。
総本部から創立記念日のメッセージを見て、気がつくこともしばしば…。

今年はめずらしくXに創立110年周年記念日の投稿ができました。
たくさんのいいね。コメントも嬉しかったです。

コメントに「宝塚歌劇団と同じ年の創立」と書いてあって、まったく知りませんでした!
すっかり忘れてたけど、そういえば一度だけ見に行ったことあります。
舞台はゴージャス。お客さんはほぼ女性。
いままで経験したことがない体験ができました。

あ、話が逸れたけど、聖パウロ修道会は1914年に印刷学校(「Scuola tipografica piccolo operaio(小さな労働者印刷学校)」)から始まりました。
その意図するところは、印刷、講話、カトリック・アクションのために働く、善良で熱心なプロパガンディスタ(普及者)を養成するということ。
ちなみに、この印刷学校で最初に印刷されたものは、カテケージス(要理)の本でした。

それから、110年。
総長からの手紙には次のようなことが書かれてありました。

「この110年の歴史とパウロ会の使徒職は、私たちに視線を上げ、人類の出来事に参加するよう促してくれる遺産です。今日も昨日も、コミュニケーションを変化へのプロセスと捉え、「歴史の変容」への道を歩む使命に専念する勇気が必要です。それは、聖パウロが「旧い人」から「新しい人」へと進む道のりでもあります。コミュニケーションは単なる言語ではなく、何よりも私たちとイエス、道、真理、命との出会いなのです。」

この数年、「旧い人」から「新しい人」への変革が叫ばれています。

「ではどうすれば変革できるの?」
「何よりもイエスの、道、真理、命と出会いなさい。」

わかったようなわからないような、禅問答のよう!
こちらの気持ちを揺さぶってくるかのようです!

ってなことで、今月もよろしくお願いします。

TomaP

TomaP修道士

カトリック聖パウロ修道会の修道士です。ゆるいのが好きです。よろしくお願いします。

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