ヴー助祭の司祭叙階式に参列しました

5月7日(土)、東京・カトリック麹町教会聖イグナチオ教会で、聖パウロ修道会のチャン・ゴー・グエン・ヴー助祭が司祭に叙階されました。

ちなみにこの「叙階」という儀式、ざっくり言うと「神父さんになるための正式なセレモニー」です。
これがまた厳かで、深くて、見応えがあって、とても感動します。

しかもヴー助祭、ベトナム出身で、聖パウロ修道会としては初のベトナム出身司祭になるという記念すべき日。
そんな瞬間に立ち会えたのは、本当に光栄でした。

アンドレア・レンボ補佐司教が司式を務め、多くの修道者、信徒、関係者が集まりました。荘厳なミサのなかでヴー助祭が新司祭として立てられていくプロセスは、まるで神さまと人との濃密な会話を見ているかのようでした。

特に、誓いの言葉、按手、司祭の祭服を着るシーンなど、ひとつひとつがとても印象的で、「ああ、いま神父さんが生まれてる…!」という実感に満ちていました。

よく知る仲間や修道会の兄弟たちに囲まれて、少し緊張しながらも、最後は笑顔で皆さんに感謝の思いを伝えていたのが印象的です。

ヴー新司祭のこれからの宣教と歩みの上に、神さまの豊かな祝福がありますように。
そして、お祈りいただけましたら幸いです。

教会の紹介もちょっと入れつつ、叙階式の様子を動画でまとめました。
よろしければご覧ください。

TomaP

とまぴー。カトリック聖パウロ修道会の修道士です。ゆるいのが好きです。よろしくお願いします。

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