修道士って何者? 神父との違いを整理してみた

とまにちわ!とまぴーです。

「修道士って何をする人ですか?」
修道士をやっていると、たまに聞かれる質問です。

というか、よく考えたら「修道士とまぴー」という名前で活動しているのに、修道士についてきちんと説明したことがありませんでした。

神父との違いは?
ブラザーって何?
シスターとはどう違う?

そんな疑問に答えようと思って、今回あらためて整理してみました。

動画を作っておきながら言うのもなんですが、「なるほど、修道士ってこういう人なのか」と、自分でも再確認することになりました(笑)。

せっかくなので、ブログでも簡単にまとめてみたいと思います。

まず、一番ややこしいところから。
実は、「神父」と「修道士」は同じ種類の言葉ではありません。

神父とは、正式には「司祭」のことです。
一方、修道士とは、修道会に所属し、誓願を立てて生きる男性修道者のこと。一般には「ブラザー」と呼ばれることもあります。

つまり、「神父かどうか」と「修道者かどうか」は別の話なのです。
実際には、修道会に所属する神父(修道司祭)もいれば、教区に所属する神父(教区司祭)もいます。そして、修道会に所属する修道士(ブラザー)もいます。

そのため、「あ、神父さんではないのですね」と言われることもあります。
最初は少し残念そうに聞こえることもありましたが(笑)、考えてみれば無理もありません。
修道士は、それくらい知られていない存在なのです。

実際、日本のカトリック教会の統計によると、2024年時点で修道士は132人。そのうち日本籍の修道士は101人です。
修道女が4,340人いることを考えると、かなり少ない存在です。
多くの方が修道士と出会う機会がないのも無理はないのかもしれません。

ところで、修道士は神父より下の立場なのでしょうか。
これもよくある誤解ですが、そうではありません。

神父とは司祭のこと。
修道士とは修道会で誓願を立てて生きる修道者のこと。
そもそも比較する基準が違うのです。

もちろん、ミサをささげたり、ゆるしの秘跡を授けたりすることは司祭にしかできません。
しかし、それは役割の違いであって、修道士が補助的な存在という意味ではありません。
修道会の使命を担うという点では、修道士も大切な一員です。

ちなみに、私が所属する聖パウロ修道会の会憲には、
「司祭と修道士は、聖職叙階から生じること以外、同じ権利と義務を持つ」
と記されています。

つまり、司祭も修道士も、それぞれの立場で同じ使命を担っているのです。

そんな、修道士はどんな生活をしているのでしょうか。
修道者は結婚せず、共同体の中で生活します。
また、清貧・貞潔・従順という誓願を立てて生きています。

とはいえ、特別な人というわけではありません。
スマートフォンも使いますし、選挙にも行きます。
私の場合は、ホームページを更新したり、SNSで発信したり、こうしてブログを書いたりしています。

というわけで、もっと詳しく知りたい方のために、動画でもまとめてみました。
よろしければ、こちらもご覧ください。

TomaP

修道士とまぴーです。カトリックの信仰と日常をゆるく発信しています。

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